ブランド店頭買取と宅配買取はどちらが高い?メリット・デメリットは?

ブランド品を買取してもらう際、店頭買取と宅配買取どちらが良いか、気になりますよね。結論としては、なんとしてでも高価格で買取してほしい場合は店頭買取、騙されて安く買い叩かれることだけはしたくないと思う場合は宅配買取がおすすめです。なぜなら店舗の場合は交渉の余地がありますし、宅配なら他者との値付け競争が激しいからです。本記事では、店頭買取と宅配買取の違いをわかりやすくご紹介します。ただし、店頭買取・宅配買取いずれを選ぶにしても、最終的にはどこの店舗・どこの宅配を選ぶかで買取金額に差が出てきます。記事内では店舗買取の選び方・宅配買取の選び方もご紹介していますので、どちらかで迷っている場合はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

目次

店頭買取とは

宅配買取とは

買取金額の決まり方

店舗買取業者の選び方

宅配買取業者の選び方

結局どちらが高く買い取ってくれるのか

まとめ

店頭買取とは

店頭買取とは、買取をしてほしい品物を店舗に直接運搬し、店舗スタッフにて査定を実施、その場で現金を受け取る買取方法です。よく夕方のニュースなどで買取業者とお客さんのやりとりを撮影した特集が放送されたりしていますよね。交渉して納得の金額で現金を受け取っていたり、提示金額に納得できず持ち帰ったりと、人間模様が垣間見える買取方法です。

店頭買取のメリット

店舗買取のメリットは、不用品をすぐに現金に替えられることや価格交渉ができることです。店舗買取の場合、品物を店舗に持ち込むとその場で査定し、その場で現金を受け取ることができます。急ぎで現金がほしい、できるだけ時間をかけずに売却を終わらせたい場合におすすめの方法です。また、目の前で査定をしてくれるので、価格交渉もその場でできる環境にあります。よくニュースで特集される際は、粘りの交渉で高価買取を獲得している人もいらっしゃいますよね。交渉で価格を引き上げられる点が店舗買取の醍醐味と言えるかもしれません。また、査定スタッフと会話をすることで査定の理由なども直接聞けるため、買取に対して納得感を得られることもメリットです。

店頭買取のデメリット

対してデメリットですが、手間をかけ時間を確保する必要があることです。店舗買取をするには品物を自ら持って店舗に直接行かなければなりません。買取してほしい品物が複数ある場合、車に積んで運ぶ必要があるかもしれません。自宅から店舗まで距離があると非常に手間に感じることでしょう。また、店舗に行く時間をわざわざ確保しなくてはなりません。例えば平日の店舗の運営時間に間に合わない場合、休日を返上して買取をしてもらう必要があります。仕事や育児で時間が限られている人にとっては少し億劫に感じてしまうかもしれません。

宅配買取とは

宅配買取とは、買取をしてほしい品物を店舗に郵送し、買取業者にて査定を実施、後日買取代金を受け取る買取方法です。コロナ禍で外出や人との接触を控えるようになり、宅配での買取サービスを始める業者が増えています。運搬費用や梱包キットを無料で送ってくれる業者もあるので、手軽に不用品販売ができるようになりました。

宅配買取のメリット

宅配買取のメリットは、手軽になんでも買取を依頼できる点にあります。自宅にいたまま品物を郵送できるため、荷物を積んだり店舗まで運搬する手間が省けます。集荷のタイミングも指定でき、店舗の営業時間に間に合わず休日を返上する必要もありません。大型の家電など自身では積みきれないようなものも査定に出せるので、部屋の整理にも利用できそうですよね。また、梱包については段ボールをスーパーの帰りなどに持ち帰って使っても良いですし、買取業者に頼めば専用の梱包キットを無料で届けてもらえます。仕事や家事・育児で時間がない方、時間はあるけど店舗まで行くのは面倒という方におすすめの方法です。

宅配買取のデメリット

宅配取引のデメリットは、買取代金を受け取るまでに時間がかかること、対面でないため価格交渉が難しいことです。宅配取引は自宅から品物を送れる利便性がある反面、店舗に届いてから買取代金の振込まで数日かかります。店舗に届くまでに1〜2日、届いてから査定結果通知までに1日、交渉に1日、最終確認から振込までに1日かかるとしたら、買取代金を受け取るまでに1週間以上かかるケースもあるでしょう。品物を処分してすぐに現金を受け取りたい場合は選択肢に入れてはいけない方法になります。また、対面でないため価格交渉がしづらく納得できなければ交渉のやりとりだけで数日を費やしてしまうかもしれません。また、人が査定している姿が見えないので、中には正しく査定されているか心配になる人もいます。対面でのやりとりをしないため、買取価格に疑問がある場合は納得感を得るのは難しいでしょう。

買取金額の決まり方

店舗買取と宅配買取のメリット・デメリットを解説しました。いずれの方法を選ぶにせよ、少しでも高く買取をしてもらうために、買取業者の中でどのように買取価格が決まるかを知っておくと良いでしょう。

コスト+利益が価格になる

買取業者が提示する価格は、会社を運営するためにかかるコストに利益を載せた価格となります。会社を運営するコストというのは、人件費や店舗の家賃、品物の輸送費や広告費などが該当します。それらを合算したコストに利益を上乗せした価格が買取金額になります。つまり、会社が乗せる利益の範囲内で価格が上下するため、どこの業者を選ぶかがより重要になってきます。会社が乗せようとしている利益が大きければ交渉に応じやすいですし、利益が小さければ交渉の余地はほとんどありません。

店舗の方針で価格が決まる

上記の通り、買取金額は、おおむね店舗の方針で決まります。バッグの販売で5万円の利益をあげたい場合、宅配ではそのまま5万円の利益が出るような金額を提示し、店頭では始めは交渉の余地を残すものの最終的に5万円の利益が出るような価格での提示に落ち着く流れになるでしょう。他に7万円の利益をあげたい会社があれば同じことが言えるはずです。ですので、買取方法で価格が変化するというよりは、業者選びの方が買取価格に影響する要因としては大きくなります。ですので、まずはご自身の状況から店舗買取にするか宅配買取にするかを選び、その中でどこの業者に依頼するかを選択すると、よりスムーズに買取に進めるはずです。

店舗買取業者の選び方

店舗買取を選ぶ際の業者の選び方をご紹介します。

他のジャンルも扱っている

1つ目は、ブランド物以外にも買取しているものの扱いがあることです。理由としては、多数の物品を扱っていれば、ブランド物だけに固執して利益を取ろうとしなくても良いからです。さまざまなジャンルの買取りをする中で全体で利益をあげれば良いという考えがありますから、ブランド物だけを扱っている業者よりも価格交渉を受け入れやすい体制になっているからです。ブランド物で交渉に応じた分は貴金属や金券などで利益を出そうとするなど柔軟な対応が可能になります。

専門性の高い担当者に査定してもらう

2つ目は、専門性の高い担当者に査定してもらうことです。多数のジャンルを扱っている買取業者へ行こうと思っても、近くの買取業者はブランド専門店しかない、というケースもあるでしょう。そういう場合は、専門性の高い担当者に査定をお願いしましょう。理由としては、専門知識のある担当者であれば買取後に販売するイメージを具体的に持っているので、買取できるギリギリの価格を提示してくれることが多いからです。ブランド物についての専門知識を持った担当者に出会えることも、業者選びのポイントといえますね。

宣伝広告費や人件費をかけすぎていない

3つ目は、広告費や人件費をかけすぎていないことです。買取価格はコスト+会社の利益です。コストの部分が多くかかっていると、会社の利益を上乗せしなければなりません。価格交渉に応じづらい状況になっているのです。判断するポイントとしては、広すぎる店内やスタッフが多い印象の店舗はコストがかかっていると見て良いでしょう。

販売網を持っている

4つ目は、販売網を複数持っていることです。なぜなら買取をした後に確実に売れる自信があるため、多少高い金額になっても問題なしと判断されるからです。逆に販売網が少ないと在庫を抱えるリスクが高くなり、交渉になかなか応じてもらえなくなってしまいます。販売網を見るポイントとしては、店舗以外の出店先をリサーチしてみることです。具体的にはネット販売にも出店しているか、SNSを活用した販売活動をしているかを見ていきます。ネットもSNSも今では全世代が利用するものになってきていますから、販売先の開拓に力を入れていれば間違いなくネットもSNSも取り入れているはずです。

宅配買取業者の選び方

続いて宅配買取を選ぶ際の業者の選び方をご紹介します。

実績の多い業者である

1つ目は、実績の多い業者であることです。理由としては、買取実績が多ければ1つ1つの利益率が多少落ちても数でカバーできるからです。実績を確認する方法としては、ウェブサイトに掲載されている買取実績の事例を確認します。相場に対していくらを提示していたのか、どのような状態の商品でどの点が評価に繋がったのかなど、具体的な金額や商品情報が記載されていれば信頼のできる業者と判断できます。また、買取の宣伝サイトだけでなく、業者が販売しているサイトもリサーチできるとより深く業者のことを知ることができます。買取サイトから販売サイトへ移動できることはあまりないと思われますが、業者の名前を検索すればたどり着くことは可能です。

販売方法が豊富

2つ目は、販売方法が豊富にあることです。なぜなら販売する力があれば買取金額を高くして他社との競争に勝つことができるからです。宅配買取の場合、全国から物品を集めることになるので、ライバルも全国の買取業者になり、多くの競合を相手にしなくてはなりません。対面での対応ができない分、宅配業者の評価は買取金額の大小によって決まります。相場より低い金額で査定額を提示していてはお客さんに選んでもらえることはありません。販売方法を豊富に持つことで、一つ一つの利益が小さくても数でカバーできるようになるのです。すると提示価格にも余裕ができるため、売る側としては高値で買い取ってもらうことができるようになります。

結局どちらが高く買い取ってくれるのか

店舗買取業者の選び方、宅配買取業者の選び方を解説しました。最終的に買取を依頼するためにどちらかを選ばなければなりませんね。買取方法の違いで価格差が生まれる訳ではないので、まずは自身の状況に合わせて買取方法を選ぶようにするのが良さそうです。以下に店舗買取が良いケースと宅配買取が良いケースを記載しました。自身の場合はどちらが良さそうか検討する際の参考にしてみてください。

<店舗買取が良いケース>

  • なんとしてでも高価格で買取してほしい
  • 店舗まで直接行っても苦にならない
  • 早く処分して現金を受け取っておきたい

買取金額にこだわる場合は店舗での買取がおすすめです。仮に希望金額に届かなかったとしても、納得した説明を受けられるはずです。

<宅配買取が良いケース>

  • 騙されて安く買い叩かれることだけはしたくない
  • 処分品が多く店舗まで行くのは面倒
  • 店舗に行く時間がない
  • 代金振込がすぐでなくても構わない

安く買い叩かれるのだけは我慢できない、相場に近い適切な金額での取引をしたい場合は宅配での買取がおすすめです。代金振込までは時間がかかりますが、査定で騙される心配がなく価格交渉で消耗することもありません。

まとめ

店舗買取と宅配買取についてまとめます。

  • 店舗買取とは、物品を直接店舗に持参し、査定ののちその場で現金受け取りができる買取方法
  • 宅配買取とは、物品を自宅から店舗に郵送し、査定したのち後日振り込み等で代金を受け取る買取方法
  • 交渉で買取価格を高くしたい場合には店舗買取、相場に近い金額で失敗しない買取をしたい場合には宅配買取がおすすめ

買取の方法の違いで買取金額が大きく変わることはありません。自身の状況に合わせた買取方法を選び、業者選びで失敗しないよう慎重に検討するようにしてください。本記事が買取方法の検討にお役に立てれば幸いです。

 

 

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